こんな人向けの記事です
・最低限の時間でJava SE8 Silverに合格したい人
・学生から会社にフルタイムで勤めている方まで受かる勉強方法を知りたい人
2018年6月にJava SE8 Silverを受験しました。
勉強した期間は、2018.6.3受験で2018.5.20~2018.6.2の13日間。
勉強時間は、フルタイムの仕事の合間をぬって100時間程度。
通勤の移動時間も合わせてなので、100時間全て机に向っていたわけではありません。
スキマ時間に、どのように勉強したのかも具体的に書いているので参考になれば^^
▼目次
受験前の知識
・ソースコードがeclipseを使って追える。
・基本知識がある―例えば繰り返し、分岐がわかる。
・List、Map、ジェネリクス(?)の使い方を覚えたて程度。
・オブジェクト志向、抽象化、部品化の考え方は全然わからないレベル。
・アルゴリズムは壊滅的にわからない。(試験に向けてわかるようにもしてない)
こんな知識の僕でも受かりました。
前段階のBronzeは受けてませんし、問題集も解いたこともありません。
Java SE8 Silverに合格する全スケジュール
僕が合格する時に設計したスケジュールです。
このスケジュールで勉強すれば独学でも受かります。
勉強だけに集中できるようにイメージしやすい内容にしました^^
- 参考書を買う
- 試験を申し込む
- 勉強する
1.参考書を買う
勉強はここから始まってます、まず本の入手からしましょう。
ツワモノは黒本1冊でイケてますが、
僕は紫本も参考書として持っておいてよかったと思いました。
実際に2周は解いてますし、知識が補完できました。
ちなみに、よく「APIをネットで検索しました」と書いてありますが、Silverに関してはそんな面倒なことしてません。
白本はいらないと思います。
勉強方法を設計する時にかなり調べましたが、僕の他にも「白本はいらない」と感じている人は多いようです。
2.試験を申し込む
心配事は先に潰しておくと勉強だけに集中できるので、申し込みを済ませておきましょう。
試験の手続きで1時間かかりました。
本当に手続きが面倒くさいから、心折れないようにね。
手続きの方法は下記のサイトが参考になります。
Java Silverの試験を受けたんだが手続きがマジめんどくさかった
3.勉強する
目標は紫本2周、黒本5周を消化すること。
その時に実際勉強したスケジュールがこんな感じです。
(○の中の数字が何周目かを示す)
日 | 紫本 | 黒本 |
20 | ① | |
21 | ① | |
22 | ① | |
23 | ① | |
24 | ① | |
25 | ① | |
26 | ②’ | ② |
27 | ②’ | ② |
28 | ③ | |
29 | ③ | |
30 | ③ | |
31 | ④ | |
1 | ④ | |
2 | ⑤ | |
3 | 試 | 験 |
僕は家庭持ち・子供なしの18:00あがりのサラリーマンで、平日は通勤の1時間と21時~23時で勉強し、休日は8時間丸々勉強してます。
周を追うごとに期間が短くなるのは、
正解した問題について、正解の選択肢がなぜ正解であるか、誤った選択肢がなぜ誤りであるか説明できる問題を、正解以降、解いていないからです。
そうすることで、解く問題を減らしていきました。
だから、周を追うごとに勉強日数が減っています。
具体的な勉強方法
本 | 周 | 具体的な勉強法 |
紫 | 1 | 【通勤電車でもできる作業】 問題を眺めながら、答えに関わる箇所のキーワードが出てくるページにマーカーを引く。 わかる問題には☓をつけ、次回以降解かないマークを付けておく。 |
黒 | 1 | 紫本1周目と同じ。 |
紫 | 2 | 【通勤電車でもできる作業】 マーカーを付けた部分を読み込む。わからない箇所は関連項目を読んで知識をためておく。 【通勤電車でもできるが、満員電車では不可】 問題を解き、間違えた問題の解説を読む。 わかる問題には☓をつけ、次回以降解かない。ただし、理由をすべて説明できないなら☓をつけてはいけない。 ここでは模擬試験はまだ解かない。 |
黒 | 2 | 紫本2周目と同じ。 |
黒 | 3 | 紫本2周目と同じだが、最後に模擬試験を解いて自分の点数と弱点を把握しておく。 新しいキーワードが出たらマーカー。 |
紫 | 2′ | 紫本の模擬試験を解いて自分の点数と弱点を把握しておく。 新しいキーワードが出たらマーカー。 |
黒 | 4 | 点数・弱点を強化する。 僕の場合は弱い分野が浮き彫りになったので、そこの説明をよく読んだり、本当に理解しているかの確認を踏まえて問題集を回した。 |
黒 | 5 | 解けてない問題を潰す。 模擬試験で9割出るまで繰り返す。 |
紫 | 3 | 計画にはなかったが、黒本の答えを覚え始めてきてしまったため、模擬試験をやり直した。 |
通勤電車では間違えた問題の解説を徹底的に読む作業が主。
あとはスケジュールから遅れが出た部分のリカバリに時間を当ててました。
試験当日は11:00試験開始だったため、何もしてません。
試験の内容
僕が受けた試験ではまんま黒本と同じ問題が3問ありました。
あとは黒本で解いてきた内容と、紫本の中の内容を組み替えた感じの問題が多かったです。
印象としては紫本と黒本をしっかりやっていけば受かります。
基本的にSilverは応用するよりは暗記科目です。1つでも多く、覚えていきましょう。
受験後
試験終了後10分程度で、試験結果がここでみられます。というメールが届きます。
ログインのためのOracleプロファイルのアカウント情報が必要だったようで、僕は慌てて登録しました。この辺の内容は以下のサイトを参考に、予め登録しておくとGOOD。
ORACLE Univercity
まとめ
海外に出たときも「その資格持ってんのか」と一応評価される資格です。
異業界への転職でも、直近で資格試験に受かっているというのは高く評価されます。
僕が今回転職できたのは資格を1年で3つ受けて受かったのも要因にあります。
「できそうだな」と思ったら、「勉強して知識として意味があるかないか」は関係なく受けると、後の人生がイージーモードになります。
それでは早速、受験の準備をしましょう!