でも、初期費用って、実際にどれくらいかかるの?
いまの予算で買えるのかな?
このような疑問に答えます。
うちは2018年2月からうさぎを飼い始めて、今も一緒に暮らしています。
※画像のかわいいうさぎはうちの子です。
この記事では、何が必要で、何が必要じゃないなど、
実績のある体験談と、具体的にかかったお金を書いていきます。
最初から最後まで育てるために必要な話です。ぜひ読んでください。
目次
うさぎを飼うための初期費用
うちで実際に最初にかかった費用は35,000円ほどでした。
買ったものを下の表にまとめました。
必須なものには★マークをつけてます。
あったらなお良いものは◎マークをつけてます。
合計 | 34,700円 | |
★ | うさぎ(雑種・年齢2ヶ月) | 15,000円 |
★ | ケージ | 10,000円 |
★ | 給水器 | 2,000円 |
★ | 餌皿 | 600円 |
ケージカバー | 100円 | |
◎ | ペットヒーター | 4,000円 |
★ | トイレ | 1,000円 |
フードフィーダー | 1,500円 | |
★ | 温湿度計 | 2,000円 |
それでは、解説していきます。
※2020年1月現在揃えているものも、追記しました。
うさぎ
うちは雑種のうさぎだったから、これくらいの金額でした。
ホーランドロップとか血統書付きの赤ちゃんだと倍以上はかかります。
注意としては、飼い主とうさぎの相性が合うかどうか。
うさぎの性格は様々
- 抱っこ好き・嫌い
- 撫でられるの好き・嫌い
- 足ダンが多い・少ない
- 噛み癖がすごい・あまり噛まない
などなど…
動画で見るうさちゃんとぜんぜん違う!なんてことで捨てないように、
飼う前に何度もペットショップに足を運んで、うさぎの性格と自分との相性を時間をかけて見てください。
あと、予めアレルギーの検査をすることをおすすめします。
これはあなたの死活問題ですし、
うさぎの誰かにあげないといけない状況になりえます。
うさぎにとっても飼い主変更は悲しいことなので、お互いのために検査しておきましょう。
ケージ
ケージを選ぶ時に、特に選んだのは大きさと、床材です。
ケージの大きさ
あまり大きすぎると、ケージでうさぎが暴れて怪我をすることもあるので、ペットショップでおすすめのサイズを聞くと教えてくれます。
僕の家では、全く知識のなかったので「大人になった時にぎりぎり居心地がよさそうな大きさ」を購入しました!
雑種ということまではわかっていたので、「大きくなっても、これなら大丈夫か」という予想だけで選びました。

うちの子は、そこそこ大きい方(30cmちょっと)だけど、もうこれ以上大きくならないみたいなので、たまたまちょうどよかったです。
↓うちのケージ↓
よく見かけるのは、こんな感じのもう少し小さいサイズですよね。
あまり大きくならない種類ならこちらでもGOODです。
床材
まずはペットショップと同じ素材を選ぶとGOODです。
すでにその子が暮らした実績のある床材なので、迷ったら実績のあるものを使用しましょう。
その後、問題があるようなら適宜変更しましょう。
うちは「プラスチック」を選びました。
音については、ペットショップで毎日見ていて「おとなしい」ことがわかってたので、こだわりませんでした。
2019年2月から2019年10月まで使ってたプラスチックにヒビが入っていたので、床材だけ買い替えました。
きちんとパーツごとに売っているメーカーのもののほうがメンテナンスしやすいです。
給水器
絶対に必要です。小動物用のを買ってください。
犬用など、合わないものを使用すると、水を飲もうとしたうさちゃんがむせるので。
人間でもコップで水飲んでいる時に、ドバァ!って水が口に入ってきたらむせるでしょ。
飲み口が大きいと、同じ現象がうさぎに起こってしまいます。
おじいちゃん、おばあちゃんうさぎになったり、病気などが無い限りは、皿ではなく給水器が必要。
皿だとひっくりかえす可能性が高く、ひっくりかえして水を全てこぼしてしまいます。
きちんと給水器を揃えましょう。
ペットヒーター
必須ではないけど必要。
うちは寒い季節はつけっぱなしで使ってます。
寒さ対策で布をケージに入れるのは、うさぎに噛み癖がないことを確認してから入れてください。
うさぎは基本的にかじる動物なので、毛布などを入れた場合、かじって誤飲し、うんこが出なくなって死んでしまうことがあります。
かじれない温かいものといえば、ペットヒーターはかなり必要。
うちはかじる子なので特に重宝してます。
ペットヒーターは冬に使えることはもちろん、夏も除湿をかけると部屋が必要以上に冷えます。
そういう時にケージ内はペットヒーターを立てて使う(さっき載せた画像の右側のように)と、うさぎが寒くなった時にそっと寄り添ってかわいいものが見れる(GOOD!)
家で使っているペットヒーターは↓これ↓ですが、これはコードの部分が柔らかいビニールの下を更にステンレスで覆っているので、うさぎが齧っても感電せず、安全です。
ちなみにうちのは犬用のを使ってます。
餌皿
ペレットは主食ではありませんが、少量でもあげる育て方をするなら必須。
ただし、おすすめは固定できるものや、重いもの。
なぜならうさぎは意外と力強く賢いので、陶器の皿でも「キャハ♪」っと、ひっくり返します。
うちのも陶器だけど、かなり激しくひっくり返したりひきづったりしている。
「固定できたら良かったのにな」とは思うものの、「まあ、いいか」と思っているので固定できるものは買っていない。
他の道具もそうですが、うさちゃんの様子を見ながら買い替えたりするのもうさちゃんを飼う楽しみになる。
うちで持っているのは↓これですが、三角のだと、角に追いやったペレットを取るのに若干苦労しています。
こういう丸いほうがいいのかも。(使ったことがないですが、検討してます。)
トイレ
必須。
特に下の三角トイレのような足元に穴が空いている容器が必要。
穴が空いてないと、おしりや足がおしっこに浸って「尿ヤケ」する。
そして中のすのこも固定できるもの!
うさぎはさみしがりでわがまま子だしいたずらするので、油断しているとひっこぬいて飼い主を呼ぶこともあります。
しかも出てきたペットシーツもガジガジ噛むし、うんこもおしっこもぶちまけるので夜中でもすぐ掃除が必要。
俺は1ヶ月位ひっくり返し問題で1日2時間しか眠れない日が続きました。
最初に載せている画像の通り、今は足腰強くなってきたし、夜中の牧草食べきる問題を解決するために配置した水切りにトイレしてるからもうトイレは使ってないけど、最初は必要。
登りやすく設計されているので、かなりいいです。
※ちなみに水切りも固定していない時は頭に乗せて大暴れしていたので、画像のとおり使わなくなったフードフィーダーで固定してます。
※2020年1月追記※
水切りだと、出入りの繰り返しで足腰を悪くすると聞いたので、下の画像のトイレを使っています。
水切りのときみたいに箱の中に牧草を入れて、使用してます。
牧草はもりもり入れられるので、GOODです。
かき出すけど、もう飼い主の方がそれは気にしてないです。
温湿度計
必須。前提にも書きましたが、うさぎの適温は15度~25度、湿度は40%~60%。
これより寒くても暑くても体調を崩すし、湿度70%以上はアウト。胃が詰まったり皮膚病になったり、乾燥してても気管支もやられます…とまあデリケートな動物なのでしっかり温湿度計を買って管理しましょう。
うさちゃんを飼うなら、この記事と合わせて、病気のことのいろいろ調べてくださいね!
馬みたいに骨折しただけでも死ぬし、熱中症にもなります。
さらに1時間で体調がかわることはよくある話です。
最後まで面倒をみる覚悟をするために読んでください。
そしてどういう状況になっても絶対に捨てないでください。
俺のおすすめのブログはこちらです。
悩んでいる人の質問とその回答がたくさん載っています。
あと、温度に関しては俺も #うさぎの温度管理 というハッシュタグでつぶやいています。
もしうさぎをお迎えしたら参考にしてくださいね!
フードフィーダー
牧草をあげるための道具。
しかし、うさぎは四六時中牧草を食べているのでこれでは間に合いませんでした。
赤ちゃんのときには使用していたけど、もう牧草を食う量が追いつかなくなり、四角いトイレに牧草を入れまくっています。
今ではうんことおしっこも牧草を入れているところでしてます。
なので、必須ではありません。
ケージカバー
うちはお迎えが冬の終わりだったので、しっかりしたものは買わず、100均のテーブルクロスを使用してました。
お迎えして半年経っても必要を迫られてないので必須としてません。
しかし、寒くなるまえには欲しいです。
※2020年1月更新:ケージカバーを購入しました。
ケージカバーをして、その上からタオルを掛けています↓
使い勝手としては、かなりいいです。
齧れないし、温かいし、チャックが多いので通気孔も好きな場所に確保しやすいです。
うちは表面の半分開けて使用してます。
うさぎを飼うための維持費
大体1ヶ月 16,000円くらいです。内訳はこちら。
- 餌代 2,500円
- 電気代 10,000円(うさぎがきてから上がった差分の最大値)
- 病院代 4,000円(何があった時の治療費貯金を含む)
餌代
ペレット:1,600円
2ヶ月に1回ペースで購入
牧草(チモシー) :600円
3週間に1回ペースで購入
牧草(アルファルファ):600円
1ヶ月に1回1袋ペースで購入
電気代
5月くらいから24時間可動しています。最大で10,000円UP!
計算しかしていないけど、除湿機を使うとさらに9,000円UP!とはじき出された。
いまのところ、除湿機・加湿器はなくても行けそう!
病院代
爪切り+健康診断:1,000円
月1回ペース
病院は2件まわって、しっくりくるところが見つかりました。
一大事の前に爪切りや健康診断などで探しておくといいです。
うちはおむかえして1ヶ月と3週間の赤ちゃんをつれていきました。
3月の気候だったので連れていけましたが、真夏とか真冬は快適に運んでくださいね。
ペット保険についてはいらないです。
そのかわりペット保険に当てようとしてる金額(月3000円など)を治療費として貯めた方が◎。
理由は、うさぎに何かあった時、何割か負担してもらうために月々3000円払うのと、
月々3000円ずつ貯めておいて全額治療費に当てられるのと、どちらがお得か考えたら後者だったため。
その他
うさちゃんを飼うと、うちの子超かわいい!もっと遊んであげたい!と飼い主がテンションアップします。
先に書いた維持費の他にも、クッション買ってあげたくなったり、おもちゃを買ってあげたくなったり…どちらかといえば飼い主の心の維持費がかかる。
俺は、大体毎月5,000円くらいかかってます笑
クッション、ほりほりマット、トンネル…などなど。買ってあげて様子見て、次はこれ買ってあげようとか、思ってしまうことが増えますので、そのへんの覚悟もお忘れなくしておいてください笑
まとめ
初期費用は、大体35,000円。
1ヶ月にかかるお金は、大体15,000円。そして飼い主の気持ちの維持費…プライスレス。
どちらかというと初期費用はすぐに覚悟できる人が多いことでしょう。
うさぎは体は犬猫とかわらなくても、あくまで小動物です。
犬猫ほどほったらかしにできないし、うさぎによっては一緒にお出かけできないくらいストレスに弱い子もいます。体調も1時間で変わっていてなおかつ致命的な場面が多いです。
俺はうさぎのことははじめよく知らなかったし、特別かわいいと思ったことはありませんでした。
でも、今は旅行なんて何年できなくてもいいし、大変でもいいから、ずっと生きていてほしいくらいかわいいと思っています。
うさぎはかわいいです。おすすめはします。
でも、金銭的問題があって安全な場所で飼ってあげることをできなそうな見込みであれば、飼わないでください。
最後まで飼い続けられるか、この記事の見積もりで、考えてみてほしいという願いを込めて記事を書きました。
と、記事の本題はここまでですが、
どうしても飼いたい方に提案があります。
スマホを格安SIMに変えると、1万円くらい下がるかもしれません!
他の記事でスマホの買い方とか案内しているから、そっちも見てみてね!