避妊手術をやらないと子宮の病気になるって聞いたけど…
どうしよう?どう決めればいいの?
こういった疑問に答えます。
多くの飼い主が避妊手術でなぜ悩むのか、
それはズバリ「手術の影響で死んだら嫌だから」です。
※「しない」と決めた方に、避妊手術を勧める記事ではありません。
あくまで「将来的に避妊手術をしたいけど、決断に踏み切れない方」が、考えるべきことを明らかにする記事です。
うさぎの避妊手術をするときに考える2つのこと
僕も自分のうさぎさんが、とても大事なので色々調べて考えました。
でも、結局僕らが決められることは2つしかありません。
うさぎの避妊手術:うさぎとどう暮らしたいか考える
ここでは、避妊手術をするか?しないか?は一旦置いておいて、もっと大きな括りで考えます。
それは、「どうやってうさぎさんと暮らしていきたいか」です。
僕はうさぎに対してずっとこんな思いで一緒に暮らしています。
・長くうさぎと一緒にいたい!
だから、死んでしまうリスクが1番少ない選択として避妊手術を選びました。
あなたの家はどうですか?
・赤ちゃんを産んでもらって代々育てていきたい
・痛い思いは絶対させたくない
など色々あると思います。
僕はうさぎを飼ってしまいました。
もううさぎさんは、僕の方針でしか生きることができません。
僕がうさぎさんにした決断に関しては、僕自身で一生向き合っていくものです。
獣医師さんのススメだからなぁ
ではなく、飼い主さん自身がブレない方針を固めましょう。
また、避妊手術は、うさぎが歳を重ねるとできなくなります。
なぜなら、うさぎは1歳をすぎると脂肪がつきやすく、
脂肪がつくと卵巣子宮が埋没してしまい摘出できなくなってしまうからです。
方針決めと決断は手遅れにならないよう、早く済ませておくといいです。
うちは早く済ませておいたので、とある理由で手術を延期する余裕がありました。
うさぎの避妊手術:メリット・デメリットを理解する
方針が決まったら、しっかり調べてメリット・デメリットを比較して決断します。
僕の方針は、うさぎと「楽しく健康長寿」「長くうさぎと一緒にいたい」です。
デメリットに関しては、手術中に死んでしまう以外のことは、大抵の場合は術後のケアで解決できます。
ただ、手術をしなかった場合は、90%もリスクがあります。
麻酔で死んでしまうリスクは約2%ですので、数字だけ見ても「しないリスク」のほうが高いと思いました。
だから、僕は「うさぎの避妊手術をしたほうがいい」と判断しました。
ただ、闇雲に手術して死んでしまうのは「長く一緒に暮らしたい」という方針に反します。
そこで、前提条件が必要になりました。
避妊手術やる、やらない。だけでは、この前提条件はでてきません。
全て「どうやってうさぎと暮らしていきたいか」という方針が基準に考えると、整理しやすいですよ。
避妊手術のための医者選び
「避妊手術をやる」と決めたら、1番のカナメは医者えらびになりました。
結論を言えば、うちは、普段から診察してくれている獣医師さんを選びました。
※信頼できる獣医師さんを探した時の記事はこちら↓
ただ、決めるまでも「この先生に避妊手術をお願いして良いかどうか?」は、迷いました。
もちろん、通い始めて最初の方は「診察を任せて安心な先生」でした。
避妊手術を考えてからも、「手術させても大丈夫!」という決定打がなかったので、手術の話はしないでいましたし、先生も勧めてきませんでした。
ところが、ある日、お願いしたいと思える出来事がありました。
それはこんなことを目の当たりにしたからです。
その日は偶然、うちのうさぎの診察の順番より前の小鳥さんの緊急手術が行われましたが、その小鳥は生きた状態で飼い主さんに戻されていました。
うさぎより、臓器の小さい動物の手術をできる。というのは、
かなり腕を信頼できるという確信が持てました。
避妊手術を「この先生に任せたい」と思った理由
・普段からうちのうさぎに対して優しく接してくれて、かつ、的確に診察してくれること
・通っている動物病院の先生が、うさぎより臓器の小さい鳥の手術を行い、生きた状態で飼い主さんに返していたこと
・執刀する助手を雇っていないこと
→絶対に鳥を手術した先生が、避妊手術をしてくれる
まとめ
いちばん大事なのは「うさぎとどう暮らしていきたいか」を考えること。
「うさぎとどう暮らしていきたいか」が決まれば、「避妊手術をどうするか」決まります。
「避妊手術をどうするか」が決まれば、調査と準備ができます。
真剣に悩んで決めたことに「間違いな方針」はありません。
しっかり悩んで楽しいうさぎライフを送ってくださいね!