映画素人のKANATAです。
この記事では専門家目線ではなく、一般の映画を見慣れていないシロウト目線での感想を書いています。
この記事はこんな人向けの記事です
…という人向けです。
かなり詳しい人や、見慣れてる人向けではありません。
普段、映画を見てないなら「俳優が誰で~、なんとあの作品の!監督が出掛けてて~」とか言われても…どうでもいいですよね。僕がそうです。
この映画レビューは、そういう僕らにとっていらない情報を省き、面白いか面白くないか、またその理由をシンプルに書いていきます。
あらすじ
DEATH NOTE
ジャンル:スリラー映画
名前を書かれた者が死ぬ効力を持つ超常的なノート、デスノートを若い男・ライトが手に入れる。
デスノートには膨大なルールがあるが、デスノートに書いて効力があるのは「顔がわかっている人の本名がかけること」だ。
ライトはノートで犯罪者を殺して世界の改革を試みるが、一方で謎の探偵・Lがライトを追跡し、恐怖政治を終わらせようとする。
Wikipedia-デスノートより抜粋
評価
星3つ:★★★☆☆
完璧な心理戦ではなく、人間臭い要素がでてしまうのも海外のデスノートを観た感がありGOOD。
また、死神の描写は海外らしいホラーテイストに仕上がっていて、ドキドキ感があった。
他の映画と迷ったら、こっちもオススメできるほどの内容でした。
結構な酷評を受けてるらしいですが、僕は漫画も初期しか見てないし、普通に面白かったです。
ただ、続編を匂わせる終わり方しているので、スッキリと映画見終わったー!という感覚を得たい人にはオススメしません。
リュークの立ち位置はあくまで死神
漫画では、ライトが「リュークをフルに利用してやる感」満載ですが、
このデスノートでは、「ライトですら恐怖を持つ位置づけ」とされています。
リュークの好きなりんごを食すシーンも、突然りんごが暗闇に消え、その2秒後に芯を残したりんごが投げ出される演出があったり。
リュークが登場するシーンはテイストも暗くしてあり、カミナリなどの効果で恐怖を煽る演出をしてあり、なかなか恐怖を煽られる。
わかっていても「ヒェッ!」となるシーンが多かったです。
また、最初からリュークは「完全な味方ではないから注意せよ」とされている。
そのためライトもかなり用心をしている描写がある。
僕はこのへんは、アメリカっぽく、かなり面白いなと思って観られました。
キラもLも日本と違って穴だらけでマヌケ
キラはデスノートのことをべらべら話すし、
「キラはライトである」と推理したLの狙いで、キラを試すためにライトの父親を使った罠も張られるが、「父親は殺せない…」と本当に殺せずにバレてしまう。
バレ方が超チンケじゃない?名探偵を使わなくてもいいよね。
Lにはワタリという助手がいるけど(これは漫画と一緒)
そのワタリって本名を使っていて、しかもテレビにも顔出ししているという。
ワタリ…デスノートに名前を書かれて利用されてたよ笑
親のようにワタリに慕っていたLは「越えては行けない一線を越えた!」と憤慨しすぎて、推理もクソもなくめちゃくちゃ感情的。
漫画や、日本のデスノートのイメージで、キラとLを観てしまうと、このへんはだいぶ違う。
ファミリーの文化があるので、お互いに凡ミスを誘っているのがマヌケな感じに仕上がっていた。
ミアという糞女が物語を面白くする
些細なきっかけで、ライトはミアにデスノートの存在と使い方をばらしてしまうのだが、
このミアの狂いっぷりが見事すぎる。
死神の威力に魅了され、ライトにすり寄り恋人のポジションにもなるのだが、うまくいかなくなると裏切ったり、余計なお手伝いをする。
すんげえムカつく女だけど、この女が一番冷徹で、面白い。
そもそもライトは凶悪な犯罪者のみを殺して人々を助ける目的でデスノートを使っている。
一方、ミアはその他に私利私欲のためにデスノートを利用しようとしたりと、とにかくライトのシナリオをぶち壊しにかかる。
ミアのおかげで「何!?この後どうなる!?」というハラハラ感を味わえて面白かった笑
オススメのストーリーです
おそらくデスノート2も作りたそうな終わり方でしたが、この話はこの話で一応完結はしています。
デスノートなら話のタネになりますし、一度観てみては?
デスノートはNetflixで観ることができます。
2020年1月時点では月額880円(税込み)で、安くハリウッド映画などバンバン観られてオススメ。
節約していて家からあまり出たくない人などにオススメですよ。