映画素人のKANATAです。
この記事では専門家目線ではなく、一般の映画を見慣れていないシロウト目線での感想を書いています。
この記事はこんな人向けの記事です
…という人向けです。
かなり詳しい人や、見慣れてる人向けではありません。
普段、映画を見てないなら「俳優が誰で~、なんとあの作品の!監督が出掛けてて~」とか言われても…どうでもいいですよね。僕がそうです。
この映画レビューは、そういう僕らにとっていらない情報を省き、面白いか面白くないか、またその理由をシンプルに書いていきます。
あらすじ
ブライト
ジャンル:ファンタジーアクションクライム
舞台は、人間とエルフ、オーク、フェアリーなどが共生する現代のロサンゼルス。共生とはいえ、互いに差別し合う仲だ。
主人公で人間のダリル・ウォードは、命令によりオークの警察官であるニック・ジャコビーと嫌々組まされていた。
ある日、本部からの命令で立てこもりの現場へ2人で向かうことになるが、そこで魔法の杖・ワンドと、その持ち主のエルフ・ティッカと出会う。
ワンドは物凄い威力をもって杖で「何でも叶えることのできる杖」とされ、素手で触ることができるのは”ブライト”の能力を持つ者のみ。能力がない者がワンドに触れると灰になって消えてしまう。
しかし、ワンドのその力は全ての種族に取って魅力的であり、いくつもの組織がその杖を追っていた。
ウォードとジャコビーは、エルフの少女・ティッカ救ったことにより、ワンドと共に抗争に巻き込まれていくのだった。
数々の組織がワンドで叶えたい願いとは?物語の行方はどうなるのか?
評価
星5つ:★★★★★
ファンタジーですが、設定もリアルな人種差別を扱っていたり、都市伝説を扱ったり、それぞれの組織の設定も明確にされているため、わかりにくくなくて見やすい。
見やすいから「なんだっけ?この組織?」ということがなく、「うわ、こいつらかよ!」と臨場感ありで楽しめる。
この「ブライト」だけでは話は完結しないが、続きが気になる映画。
派手なアクションが◎
ファンタジーだけど、現実に則した部分があり、魔法に頼っていないアクションが観られます。
例えば、銃撃戦もあるし、銃がないときは催涙スプレーも使う。
身体アクションもある。
魔法は主にワンドを持った時にしか使われないから「元気玉はやく使えよ」みたいにシラけることがない。
しかも、誰がワンドを使えるかわからないところも良い。
もちろんアメリカの好きなカーアクションもありますが、それは少し物足りなかったです^^;
まだ未解決の設定が数多く有り続きが気になる
劇中で「ダークロード」云々、光の盾の組織、魔法捜査官など、この映画だけでは明らかにされないキーワードや組織があります。
しかし、今回のこの「ブライト」は導入編であり、ざっとした背景はこうです、「ワンド」の存在がどのようなものか、「ブライト」は誰か、登場人物はこんなでーす!という紹介のようなものでした。
もちろん今回のストーリーは主人公に絞られていて、その他は伏線であるといった内容でした。
何はともあれ、観てみてはどうでしょう
これはシリーズ化にしかならない映画です。
1話目であるこの「ブライト」だけ観ても、面白いと感じられます。
Netflixにしてはものすごい作りこんである映画だと思います。
劇場ではやってない「ブライト」はNetflix限定。
シリーズで出る前に一度観ておくと「あれか!」と日常の楽しみが増えますよ!
それではよい暇つぶしを!